鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

特典サンプル

拙著『十七歳の湯夫人【マダム・タン】』を本年八月三十日までにオンライン書店ビーケーワンでお買い上げいただくと、特典として著者による全収録作品へのコメントが送付されます。 以下はコメントのサンプルです。上海の買い物案内になっているコメントもあ…

小心地滑

以前履いていたクロックスは靴底が磨り減ってグリップしなくなっていた。そのことに気付いたのは上海に行ったときで、彼の地の繁華街は歩道や床をピカピカの大理石や御影石でツルツルにするのがお好みなうえ、エアコンの水漏れ、雨漏り、水拭きであちこちに…

スナフキン

新しいクロックスを買ったのでジビッツを付けた。一つは新しいもので、一つは古いクロックスから引っ越した風雨にさらされたもの。鮮やかさが違っている。どちらもスナフキン。ミムラの姉さんとは異母きょうだい。

情報を上書き

仕事で来日しているアメリカ人(日本語が流暢で、個人的に何度も来日している)と話した人から聞いた話。 仕事以外の雑談で、「どうして日本に興味をもったの?」と聞いたら、「マンガやアニメが好きだったんですよ」とのこと。 「なにで(日本語を勉強する…

完売御礼

東京国際ブックフェアで販売された拙著『十七歳の湯夫人』(MF文庫ダ・ヴィンチ)のサイン本、完売したそうです。ありがとうございます。乱筆で「羅友、幽霊に会う」とか「王家に幸いを万年」とか書かれていて、驚かれた方がいらっしゃったらすみません。少…

まぼろしメッチェン

『幽』十一号掲載の「菊と猿」は、最初、全く違う展開を構想していた。仮題は「綾織メッチェン」(綾織は地名。メッチェンは若い女性のことで、旧制中学の学生などが「あのメッチェン、おまえに気があるんじゃないか」というように使った)、主人公がチェッ…

第七回怪談大賞

第七回ビーケーワン怪談大賞開催中。と言っても、明日(七月二十一日)午前十時が締め切りで、一ヶ月と三週間にわたる怪談大賞の投稿期間はまもなく終了する。 応募資格は不問、八百字以内の怪談を一人三作品まで投稿できる。 第四回から毎回参加(投稿)し…

国際ブックフェア

第16回東京国際ブックフェア(会期:七月九日〜十二日、会場:東京ビッグサイト)が開催され、メディアファクトリーも出展します。そこで拙著『十七歳の湯夫人』のサイン本も販売されることになりました。岡部えつさんの『枯骨の恋』のサイン本も並びます…

厩猿(断片)

厩猿と書いて、まやざる・うまやざるとよむが、厩猿は馬小屋や牛小屋に祀られたサルの頭蓋骨(上肢の先の場合もある)で、ウマやウシを守護すると考えられているそうだ。厩猿のことは以前訪れた牛の博物館 The Cattle Museum(岩手県奥州市前沢区)の展示で…

『幽』11号

怪談専門誌『幽』十一号が七月三日発売になります。 見本誌が届きました。リニューアル号で、特集は「怪談遠野物語」「プロに学ぶ実話取材の極意」「新人競作 厠の怪談」です。 幽 第11号の通販 - 小説:honto本の通販ストア 幽 2009年 08月号 [雑誌]出版…