鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

戸隠のネジバナ

東京国立博物館で開催中の特別展「伊勢神宮と神々の美術」に関連して、博物館で『古事記』の「国生み(イザナミとイザナギが力を合わせて日本の国を作ったところ)」と「石屋戸(天石屋戸に引き籠もった日の神・天照大御神が、外の賑やかな様子が気になって…

大賞は「美醜記」

第七回bk1怪談大賞の結果が発表になりました。 (選考の様子はこちら)本の通販ストア - 本、雑誌の通販ならhonto 大賞は岩里藁人「美醜記」、優秀賞は沙木とも子「本家の欄間」と仲町六絵の「水晶橋ビルヂング」でした。 岩里さん、沙木さん、仲町さん、…

北魏書

東京国立博物館で特集陳列「趙之謙とその時代」を見て、圧倒されたのは「楷書五言聯」 趙之謙が長年の研究と研鑽によって晩年に到達した「北魏書」と言われる書風がよくあらわれている。わけても「獣」の字が良い。 (携帯のカメラでは墨の微妙な濃淡や筆の…

挙人

趙之謙(ちょうしけん、一八二九年生、一八八四年没)は浙江紹興の人で、清代の書家。 東京国立博物館平成館一階の特集陳列「趙之謙とその時代 ─趙之謙生誕180年記念展─」で、壁に貼られた趙之謙略年譜を眺めていたら、兄が訴訟に敗れて家が破産したり(やが…

赤福売り切れ

東京国立博物館平成館で特別展「伊勢神宮と神々の美術」を開催中。伊勢と言えば赤福で、物販コーナーでは図録などと一緒に赤福が売られている。 物販コーナーまでは常設展のチケットで入れるので、赤福を買いに行ったら売り切れていた。

ダ・ヴィンチ

『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)九月号に、インタビュー記事が掲載されました。特集3「日本生まれのファンタジーが面白い!」のページです。

小説推理

『小説推理』(双葉社)九月号の「今月のベスト・ブック 幻想と怪奇」のページ(担当・東雅夫)で、拙著『十七歳の湯夫人』が紹介されました。