鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お一人様(一家族)一本まで

夕方、牛乳を買いにスーパーに行ったら、岩手の生乳を使った牛乳が復活していて嬉しかった。

仙台学 vol.11は来月

『仙台学』十一号、四月二十五日発行予定です。 玉蟲 左太夫の『仙台藩士幕末世界一周 玉蟲左太夫外遊録』(荒蝦夷)を読んでお待ち下さい。 仙台藩士幕末世界一周 玉蟲左太夫外遊録の通販/玉蟲 左太夫/山本 三郎 - 紙の本:honto本の通販ストア

仙台学 vol.11(予告)

(米がなくなって、近所でも売られていなくて、デパートで銘柄米を探せばあったかもしれないが、まさか岩手の身内に「コメオクレ」と頼むわけにもいかないと思っていたら、スーパーの棚に米があった。助かった。当分は米は大丈夫――というお知らせは本編では…

縁日の葛餅

彼岸の中日で縁日なので川崎大師に行ったら、天気が悪いせいか人が少なかった。境内の露店もほとんど開いていない。津波被害と震災から復興しますようにと手を合わせ、葛餅(くず餅、縁起を担いで久寿餅と表記することが多い)を食べるため門前の葛餅屋の喫…

読書灯

何年も前にもらったロウソクが、ここのところ大活躍。用心しつつ、ロウソクの灯り一つで文庫本が読める。

牛乳難民

牛乳を買いにスーパーに行った。いつも飲んでいる岩手の生乳を使った牛乳がないのは仕方がないが、普通の牛乳も棚から消えていた。低脂肪乳もなかった。ヨーグルトもなくて、豆乳は少しあった。がっかりしつつ、そのうち入荷するだろうと売り場を離れたら、…

地震と大津波

東北地方太平洋沖地震に被災された方々にお見舞い申し上げます。 関東地方も強い揺れがあり、直後から停電したりで、東北地方の出来事を知ったのは時間が経ってからでした。ニュースの津波の映像の中に、なじみのある風景が濁流に押し流れるのものがあって、…

塩澤快浩二十年を語る(補遺)

編集長になるまえに担当していた国内作家は二人、森下一仁さんと光瀬龍さん。光瀬さんには短編を二つ書いてもらった。(会場からの質問。一九九七年頃に、編集者にS-Fマガジンの発行部数を聞いたが教えてもらえなかったが) 当時は一万五千部です。今はもっ…

やまがた

黒木あるじ様より映像作品『みちのく異界遺産〜やまがた篇〜』(黒木あるじ・監修、デジコンキューブ)を御恵送いただく。ありがとうございます。 みちのく異界遺産〜やまがた篇〜の通販/黒木あるじ・監修 - 小説:honto本の通販ストア

塩澤快浩二十年を語る(続)

(続き) (一九九六年十一月号からS-Fマガジン編集長になる) S-Fマガジン編集長になるまでは、日本の、国内作家はほぼノータッチだった。翻訳ものばかりをやっていた。さかのぼって国内作家を読んで、呼んでくるのは物理的にも不可能だし、否応なく新しい…

塩澤快浩二十年を語る

二〇一一年三月六日(日)午後六時十五分より SF乱学講座@高井戸区民センター 講師 塩澤快浩(早川書房) 「SF冬の時代」について。ということですが、この春で早川書房に入って丸二十年なので、二十年を振り返らせていただきます。 ここに来た人で、一…

徳間文芸賞贈賞式

東京會舘で開催された徳間文芸賞贈賞式、第十三回大薮春彦賞・第三十一回日本SF大賞贈賞式に紛れ込む。もう紛れ込んだと言うしかない。心情的には夜陰に乗じたようなものだが、出席する**さん(迷惑が掛かるかも知れないので匿名)の厚意と尽力のおかげ…

不安と夢

蛍光灯がこうこうと明るい勤務先の事務所で仕事をしていて、ふと壁の時計を見ると午後五時だった。しまった、今日は五時半に待ち合わせの約束があった。早退すると自分で言っていたのに忘れていた。しかも東京會舘でパーティーなのに、まるっきりみすぼらし…