鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

江戸時代の怪談実話を語る(静聴御礼)

第三十六回京都SFフェスティバルの合宿企画(於さわや旅館)「江戸時代の怪談実話を語る」に大勢の方が来ていただきました。ありがとうございます。
只野真葛を簡単に紹介してから、只野真葛が蒐集した怪談のなかから「奥州ばなし」に収録されていないものを語りました。レジュメの配布はなく、話して終わりのさっぱりしたものです。
怪談のあとで、語られた怪異を実行可能な犯罪として解釈する人がいたり、現代の創作物との類似点が挙げられたりしたので、聞き手に刺激を与えることができたのではないかと思います。
翌朝、ゲストの大森望さんに「怪談、面白かったよ。ぜんぜん訛が出てこなかったけど」と言われました。
(旅館の大広間で売られるはずだった『只野真葛の奥州ばなし』(荒蝦夷)は、手違いでありませんでした)
只野真葛の奥州ばなし 勝山海百合現代語訳 (叢書東北の声)

画像はイノダコーヒ三条支店のモーニングメニュー。グリーンサラダ、たまごサラダ、生ハム、クリームチーズ、バタートーストとストロベリージャム。珈琲をいただきました。