鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

神無月の本

十月の声を聞くと思い出すのは、レイ・ブラッドベリの『10月はたそがれの国』とフレッド・ホイルの『10月1日では遅すぎる』だが、どうしてこの二冊はタイトルがアラビア数字なのだろう。漢数字ではだめなのか。

10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

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この十月にはキース・ロバーツの『パヴァーヌ』がちくま文庫から復刊するのが喜ばしい。現在のようにテクノロジーが発展しなかった英国を舞台に、そこで暮らす人々の生の苦さと美しさを余すことなく描いた名作。
パヴァーヌ (ちくま文庫)

パヴァーヌ (ちくま文庫)

『コックリさん 恐怖通信 鳥肌ゾーン』の発売日と同時期なのも、個人的には嬉しい。