鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

印度素馨

台北市内、歩道の植木鉢で咲いていたインドソケイ(印度素馨)、桃色の花にスコールが降りかかる。 キョウチクトウ科で有毒、花には芳香がある。プルメリアという名の方が通りがいい。 花の形が紋様の「ねじり梅」に似ているといつも思う。

南宋定勝【米羔】

台湾は台北の國立故宮博物院四階の喫茶室「三希堂」は、清の乾隆帝の書斎名にちなむが、なぜ「三希堂」というかといえば、王羲之(東晋の能書家、書聖)の「快雪時晴帖」、王献之(王羲之の息子)の「中秋帖」、王葈(王羲之の血縁)の「伯遠帖」という、世…

仙台学 vol.12(予告)

荒蝦夷の雑誌『仙台学』十二号が八月一日発売予定となりました。 前号に続く震災特集に「上書きされた記憶」を書いてます。只野真葛の『奥州ばなし』現代語訳第二回も掲載されます。 仙台学 vol.12(2011) 東日本大震災揺れ痕の声の通販/稲泉 連 -…

金子富之展「妖怪実体化」(予告)

金子富之展「妖怪実体化」が、七月二十一日木曜日から八月十三日土曜日まで、東京都中目黒のミズマアートギャラリーで開催されます(日曜、月曜、祝日休廊)。 先日の高島屋での個展では展示されなかった『赤虎』の展示があります。 MIZUMA ART GALLERY / ミ…

レモンと炒飯

檸檬の君(と自分で名乗った)から更に「炒飯(チャーハン)にレモンを絞るのもいいですよ」と教わった。まるでレモン農家のようだ。 炒飯と言えば、台湾の台北市内で、日本人の若い女性が台湾女性に「D…って、有名だけど美味しいんですか?」と聞いている…

レモン水

まだ梅雨が明ける前、暑いと思いながらそのままでいたら(暑いバンコクが舞台の、パオロ・バチガルピの『ねじまき少女』を読んでいた)、具合が悪くなった。具合が悪いことに気が付かず、回復してから「あれは夏バテだったのか」と気が付いた。それを知り合…