鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

文人たちの「癖(へき)」

新潮社の『波』六月号に、南條竹則氏の『狂書伝』評、「文人たちの「癖(へき)」」が掲載されております。 波 | 新潮社

月ノ森の真弓子(予告)

拙著『月ノ森の真弓子』(イースト・プレス)が六月十五日発売予定です。月ノ森の真弓子作者: 勝山海百合出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2014/06/15メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る月ノ森の真弓子の通販/勝山…

SFマガジン 七百号

《2014オールタイム・ベストSF》アンケートに回答した『S-Fマガジン』(早川書房)七月号の見本が届いた。創刊七百号記念号。 今月号はオールタイムベストの集計結果の発表だけで、プロ投票者の回答と分析は次号で発表。と次号予告にあった。S-Fマガジン 2…

『狂書伝』発売中

三年ぶりの書き下ろしの単著『狂書伝』(新潮社)が発売になりました。都内など早いところでは既に店頭に並んでいるようです。 田尻真弓さんが描いたカバーには斑娘(はんじょう)と犬の《お嬢さま》。後ろを返すと士大夫らしき男の姿。 【追記】紙の本の流…

新聞広告

五月二十二日付けの朝日新聞、毎日新聞朝刊に『狂書伝』の広告が掲載されました。 (画像は毎日新聞) 宣伝文句は下のとおりです。 《書》の魔力が人を狂わす! 時は明代の中国。稀代の名筆家にして残虐非道な男・陳遷と、彼を懲らそうと暗躍する女・斑娘。…

第一回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞、第八回『幽』怪談文学賞

都内で行われた、第一回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞、第八回『幽』怪談文学賞授賞式に出席した。 ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞を「初恋は坂道の先へ」で授賞した藤石波矢さん、読者賞を「イワレ奇譚」で授賞したやながさわ かださん、おめでとうございま…

狂書伝(見本)

拙著『狂書伝』(新潮社)の見本が届いた。 カバーの装画は田尻真弓さん、装幀は新潮社装幀室。表紙(カバーの下、本体の表紙)は懐素の筆による『自叙帖』(國立故宮博物院蔵)の一部。 五月二十二日発売予定。

革長靴

靴屋で夏向きの靴を試着しようと履き物を片方脱いだら、店員の若い女性に、 「それ、ほんもののウエスタンブーツですか」 と聞かれて、ほんものの基準がわからなくて笑って誤魔化した。踵に泥でも付いていたのかも知れない。 泥はともかく、五年くらい愛用し…

ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち

SFセミナー 2014で仁木稔さんから、新刊『ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち』(早川書房)にサインをいただいた。 小説が五つ収められているが、「短編を依頼されたが中編にしかならなかった。短編の死体の山」とのこと。(思うに、その「物語」にとって…

第十八回文学フリマ

第十八回文学フリマで、morto che cammina さんから拙作を収録した『投稿怪談未採用作品集』をいただいた。 倉田タカシさんのTwitter文集『寝言で作ったお酒です。』と大谷津竜介さんの『point of the cross-fall』を買った。(どちらも個人誌)

懐素「自叙帖」

拙著『狂書伝』のカバーの下にある表紙の画像です。 台湾にある國立故宮博物院に収蔵されている唐代の狂書の名品、懐素の「自叙帖」の一部が用いられています。 (故宮博物院のミュージアムショップには同作をモチーフにしたお土産品があるし、そこで買い物…

Kyoushoden

Kyoushoden, my next novel, will be released on May 22 by Shinchosha. Chen Qian, a renowned calligrapher but a tyrannical politician; Ban Niang, a girl with extraordinary abilities, trying to chasten him and bring justice. A letter holds th…