2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
八月半ばのヘルシンキは日本の感覚からすると秋だった。日中の最高気温は十八℃くらい、日は長いので午後九時頃まで明るいが、雨が降ったり止んだり、狐の嫁入り(天気雨)はしばしばあり……おかげで虹はよく見た。
ロンドンで開催された世界SF大会 LONCON3の会場で、スレンダーマン……黒いスーツで長身、のっぺらぼうで手足が異様に長い、あるいは腕が何本かの長い触手の、少年少女の失踪事件に関連していることで知られる(という設定の)キャラクタを見た。 良くできた…
キム・スタンリー・ロビンスンの『2312 太陽系動乱』上下巻(創元SF文庫、金子浩訳)をご恵送いただきました。ありがとうございます。2312 太陽系動乱〈上〉 (創元SF文庫)作者: キム・スタンリー・ロビンスン,加藤直之,金子浩出版社/メーカー: 東京創…
フィンランドはアイスクリームの消費量がヨーロッパ一位だそうだ。行ったのが夏だったせいか、ヘルシンキ市内のあちこちでアイスクリームを売っていた。港のマーケット広場に行ったとき、ほかにも美味しそうなものが売られていたのに Ingman のアイスクリー…
山形に行ったらここで食べよう。と心に決めていた蕎麦屋に辿り着くことが出来なかったので、てきとうに、昔からある町の蕎麦屋(メニューにラーメンもある)という構えの店に入った。温かいそばメニューの、かけそばから始まってカレーそばで終わるような列…
山形市の八文字屋本店、戸田書店山形店で開催されたトークイベントにたくさんの方々にご来場いただきました。ありがとうございます。 戸田書店のほうでは、「新作を語る」というテーマでしたが、直前に「全作を語る」にテーマを変え、黒木あるじさんの巧みな…
『本の雑誌』(本の雑誌社)十月号の池澤春菜さんの連載レビューで、わたくしも参加した今岡正治編『夏色の想像力』(草原SF文庫)が取り上げられました。「大人気ない大人の本気を見よ!」というタイトルです。(本文中で拙作にも触れられています) 同誌…
オーストラリアには独自のカフェ文化が根付いているため、出店したスターバックスが苦戦し、撤退したという話を聞いたことがある。フィンランド人も珈琲好きだが、コーヒーショップが多く、 Robert's Coffee やWayne's Coffee といった地元のコーヒーショッ…
九月十三、十四日に、山形市内の書店で行われるイベントに、怪談作家の黒木あるじさんと出演します。 十三日(土曜日)は午後五時半から八文字屋本店でみちのく怪談について語り(怪談の朗読もありますが、わたくしはしません)、十四日(日曜日)は午後六時…
左肩にセキセイインコ、右手にオカメインコをのせたカバーガールが気になってヘルシンキで『OLIVIA』十月号を買った。くだんのモデルは Johanna Tailanen で、本文でも小鳥と一緒にファッションページに登場していた。(調べたら、同誌では動物と共演するこ…
『ナンクロメイト』(マガジン・マガジン)十月号の書評コラム「オモシロ本の世界1」で拙著『月ノ森の真弓子』(イースト・プレス)が取り上げられました。(評者は牧眞司) 同誌同号の「オモシロ本の世界2」では『狂書伝』(新潮社)が取り上げられました…
九月十三日、十四日に山形県で開催されるイベントに出演します。 「東北から怪異と幻想を語ろう〜黒木あるじと勝山海百合のみちのく怪談談義〜」 日時:2014年9月13日(土)17:30〜19:30 会場:八文字屋本店 2階特設会場(元パーラー) 山形市本町2-4-11 02…