鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

2024-01-01から1年間の記事一覧

はるこん終了、英文法は大事

川崎市国際交流センター(神奈川県)を会場に開催されたはるこん2024、無事に終了いたしました。参加者の皆さま、はるこんスタッフの皆さま、ありがとうございます。 ユキミ・オガワさんにお話を聞く「英語の自作を海外誌に投稿する方法」にもお運びくだ…

霊の長居の成れの果て

ケヴィン・ブロックマイヤー『いろいろな幽霊』(市田泉訳、東京創元社)の解説「霊の長居の成れの果て」が公開されました。拙稿です。www.webmysteries.jp

いろいろな幽霊

ケヴィン・ブロックマイヤー『いろいろな幽霊』表紙解説を書いたケヴィン・ブロックマイヤー『いろいろな幽霊』(市田泉訳、東京創元社 海外文学セレクション)の見本をいただいた。四月十九日発売予定。 素敵なカバーのイラストは原書と同じものでアーティ…

Kappo 仙台闊歩 vol.129

『Kappo 仙台闊歩』vol.129(プレスアート)をご恵送いただいた。ありがとうございます。 特集「そこにカフェがある理由」、第七回仙台短編文学賞大賞受賞作の千葉雅代「川町」とプレスアート賞受賞作の水戸洋子「S市の謎」掲載。 kappo.machico.mu

被災学 vol.1

『震災学』がリニューアルした『被災学』vol.1(東北学院大学発行、荒蝦夷発売)をご恵送いただいた。ありがとうございます。 被災とは何か――。被災から何を読み取り、未来に向けて何を学ぶべきか――。 〈被災〉について考え、私たち自身の〈生〉を考える雑誌…

へんてこバービー漂流記 ―「さいはての美術館」を読む―

ユキミ・オガワの短編「さいはての美術館」The Portrait of a Survivor, Observed from the Water by Yukimi Ogawa を読んだ。翻訳した(『SFマガジン』二〇二四年四月号掲載)。普通に小説を読むよりも丹念に、単語単位で行きつ戻りつして読んだため、脳…

はるこん2024【企画予告】

来たる四月に開催されるはるこん2024(会場は川崎市国際交流センター)で次の企画に参加します。 一日目(四月二十日)の午後二時~三時三十分、場所は第一会議室を予定しております。 使用言語は日本語です。 「英語の自作を海外誌に載せる方法」 英語…

はるこん2024【予告】

四月二十、二十一日に開催されるSFイベントはるこん(会場は神奈川県川崎市の川崎市国際交流センター)に参加します。 二十日に、作家のユキミ・オガワさんにお話をうかがう企画に登壇予定です。日時が決まりましたらお知らせします。 hal-con.net

闇の中をどこまで高く

セコイア・ナガマツ『闇の中をどこまで高く』(金子浩訳、東京創元社)をご恵送いただいた。ありがとうございます。アーシュラ・K・ル=グイン賞特別賞受賞作。 ……滅びの危機を経て緩やかに回復してゆく世界で、消えない喪失を抱えながら懸命に生きる人々の…

訂正

『SFマガジン』四月号(762号)のユキミ・オガワの解説の書名に誤りがあります。 p.130 下段 誤 The Best of SF : Volume 2 正 The Best of World SF : Volume 2

SFマガジン四月号(762号)

「さいはての美術館」冒頭 SFマガジン4月号(2024年)拙訳のユキミ・オガワ「さいはての美術館」The Portrait of a Survivor, Observed from the Water by Yukimi Ogawa が掲載された『SFマガジン』二〇二四年四月号(早川書房)が発売になりました。扉絵…

射手座の香る夏

松樹凛『射手座の香る夏』(創元日本SF叢書)をご恵送いただいた。ありがとうございます。 第十二回創元SF短編賞受賞作を含んだ、短編と中編を納めたデビュー作品集。解説は飛浩隆。www.tsogen.co.jp

さいはての美術館【予告】

「さいはての美術館」扉『S-Fマガジン』二〇二四年四月号(早川書房)にユキミ・オガワ Yukimi Ogawa の短編「さいはての美術館」が勝山海百合訳で掲載されます。挿画はねじれ。〈特集:BLとSF〉二月二十四日発売予定。 原題は The Portrait of a Sur…

SFが読みたい!2024年版

SFマガジン編集部編『SFが読みたい! 2024年版』(早川書房)の見本を受け取りました。二月九日発売予定。 二〇二三年のベストSF【国内篇・海外篇】アンケートに回答しております。www.hayakawa-online.co.jp

ロボットの夢の都市

ラヴィ・ティドハー『ロボットの夢の都市』(茂木健訳、東京創元社)をご恵送いただいた。ありがとうございます。 どこか懐かしい未来の、ふしぎなSF物語 www.tsogen.co.jp

特別展中尊寺金色堂

中尊寺金色堂模型(五分の一)先日、上野の東京国立博物館本館で「建立900年 特別展中尊寺金色堂」を観覧した。(会期は本年一月二十三日から四月十四日まで)(画像は展示室内で唯一撮影が許された金色堂の模型) 中尊寺は嘉祥三(八五〇)年に現在の岩…

画に描いた魚

三彩刻花双魚文盤魚を食べ終えても、皿の魚はなくならない。 「三彩刻花双魚文盤」(中国磁州窯、金代、十二~十三世紀。東京国立博物館所蔵 横河民輔寄贈)