鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

2009-01-01から1年間の記事一覧

年越しの準備

来る二〇一〇年のカレンダー、スケジュール帳、日記帳。

新年二日から

東京国立博物館は本日が年内最後の開館日でした。 新年二日から開館いたします。

玉山(不)登頂

海外登山ツアーのパンフレットを眺めていたら、台湾の玉山(ユイシャン)登頂ツアーが目に留まった。山小屋に泊まって玉山山頂で御来光を拝むもので、普段から歩き慣れた人なら参加できる、登山道は良く整備されている(山小屋の食事は台湾のインスタントラ…

遮光器土偶

上野の東京国立博物館で、特別展文化庁海外展大英博物館帰国記念「国宝 土偶展」を開催中。 本館一階の大階段の裏でやっていて、グッズは会場を出たところで売られている(なので特別展を観なくても土偶展グッズが買える)(どさくさに紛れて埴輪も売られて…

ホテルの浴衣

九月にあった「怪談ノ宴」の打ち上げで温泉ホテルに泊まったのだけど、ホテルの浴衣を着た私を見てY下さんは「なにそれ!」と大笑いした。どうして笑うのと聞いても「だってさあ」と笑う。古典的な車輪の意匠で、どうしてあんなに笑われたのか今もって謎。…

『幽』12号

怪談専門誌『幽』十二号が発売中。 原稿は書いていませんが、ブックレビューのコーナーで、拙著『十七歳の湯夫人【マダム・タン】』が取り上げられました。(門賀美央子執筆分) 『幽』の第一特集は稲川淳二スペシャルです。『幽』12号幽 第12号の通販 -…

文フリのちUFO

大田区産業プラザPiOで開催された第九回文学フリマに行く。知ってる人に会って、挨拶したりされたり。妖怪をテーマにした掌編集『へんぐえ』(通常版)を買う。 蒲田に来たので餃子を食べる。 スターバックスでカーティス・ピーブルズの『人類はなぜUFOと…

ぽんぽこりん

友達にポンポコをご馳走になる。たぬきケーキとも。 チョコレートの下はバタークリーム。

達筆

古い知り合いのO氏から突然の贈り物をいただく。みごとな青田石に鳥蟲篆(ちょうちゅうてん)で「海百合」と刻してあり、O氏が自ら印刀を執ったもの。あまりに立派で気後れするが、ありがたく受け取る。 いただいた印も立派だが宛名も立派な字でしたためら…

危険な駅前

ドイツ鉄道アウクスブルク中央駅は繁華街からはやや離れているが、駅前のちょっとした木立の陰が危険地帯。非行少年に"Money Money"と強請られる。と友達が言ってました。

通過します

ヘルシンキ市交通局の地下鉄は十一月八日に発生した大水害の影響で鉄道ヘルシンキ中央駅に連絡する駅には停車しません。一月中旬頃復旧の見込み。地下鉄は通常の間隔で運行しております。 ヘルシンキ市交通局http://www.hel.fi/wps/portal/HKL_en/?WCM_GLOBA…

あしあと

早朝、夜行列車に乗って着いた駅の待合室でネットにつなごうとしたら、アクセスポイントにつながらない。荷物とノートパソコンを持って建物の外に出て、薄暗い中で立ったままパソコンを操作していたら、知らない人が近付いてきて、「何かさがしてるのですか…

ワインとビーツ

安いボジョレー・ヌーヴォー(赤)を買ったのでボルシチを作った。 生のビーツと牛肉を煮たらスープが鮮やかな赤紫色になり、食卓でワインと色がかぶった。 それにしてもボルシチ、これまでに食べたのも赤いスープだったが、ビーツをふんだんに使うと色鮮や…

遅かりし

知り合いの某氏が掌編の同人誌を出すと言っていたのを思い出し、急いで投稿したらまだ間に合うだろうかと問い合わせたら、「玉稿をいただけるなら我が身を輪転機に噛ませて印刷を止めてでもお待ちします。と言いたいところではありますが、無理です」という…

葉書で

ここのところDMと迷惑メールしか受信しないので、久し振りに友達に(e)メールを送ったら、”あて先がない”と配達されなかった。仕方がないので葉書を書いて「新しいメアドを教えて下さい、良かったら」と頼んだ。何日かして「ごめんごめん」とメールが届い…

茶色*緑

靴屋でブーツを試着したら、店員に「今日のお洋服にもぴったり」と言われたが、着ている物のあらかたはUNIQLO。

Finland Cafe 2009

渋谷で開催中のFinland Cafe 2009(Cafe : Alva Aalto by Finland Cafe) に行った。 http://united-destinations.com/ 今年の会場にヒンメリ(麦藁を糸でつないで作ったモビール)はなかったが、カフェ部分の天井にはアルヴァ・アアルトの照明器具が月齢の…

靴下生活・夜

就寝時にはくと脚のむくみがとれるという靴下をはいて寝た。 朝起きて、靴下を脱いだら、脚がすっきりして軽くなっていた。

蘆江怪談集

平山蘆江の『蘆江怪談集』を読んだ。もちろん先日刊行されたウェッジ文庫版の方を。(底本は岡倉書房から昭和九(一九三四)年に刊行) 怪談集とあるが、幽霊がうらめしやと登場するだけでなく(そもそもそんな場面はないのだが)、幽霊の正体見たり的な、そ…

ギンモクセイ

たまにしか歩かない場所を通ったら、金木犀に紛れて銀木犀が咲いているのに気が付いた。花は金木犀と同じ五弁で小さな星のような形は同じだが、色は白。香りは金木犀ほど強くはなく、柔らかく甘い。一重咲きの梔子(クチナシ)や、プルメリアに似ている。

ししおどり

先日、花巻市東和町の道の駅に行ったら、とうわ産業まつりをやっていて、ふだんは駐車場になっている場所にテントが並び、地元の農産物が売られていた。越喜来産のホタテも焼かれて良い匂いをさせていた。 太鼓や鉦の音がしており、見ると芝生の広場で鹿(し…

靴下生活

靴下をはいてクロックスをはくと、右足だけ靴下が脱げるので、靴下のゴムが緩んだのかと思ったが、どの靴下でも脱げる。左右で足の形が違うので、右足は脱げやすい形状なのかと思っていた。 靴の中で靴下が脱げないという、かかとが直角に編んである靴下を買…

講演会補遺

東雅夫講演会について書きながら「忘れられた幻想文学の作品を発掘する」という講演のテーマに触れるのを忘れていたので補う。東雅夫発言の大意は以下(例によって記憶で書いているので、参考程度に)。 ”アンソロジーは、忘れられた幻想文学作品、作家を知…

東雅夫講演会

明治大学和泉校舎で行われた東雅夫講演会「忘れられた幻想文学の作品を発掘する」を聴講に行った。先に準備されていた会場の教室(第三校舎21番教室)は、長テーブルをロの字に並べて三十人ほどが着席できるようになっていたが、開演直前にすぐ近くのもっ…

怪談ノ宴リポート

本日発売の『ダ・ヴィンチ』十一月号に、先日開催された「怪談ノ宴2009」のリポートが見開きで掲載されています。 写真も多く、会場にいらっしゃれなかった方にも当日の雰囲気の一端を味わっていただけると思います。ご来場いただいた方には思い出のよす…

万聖夜スタイル

先日お目にかかったときに、門賀美央子さんにおもちゃのジャックオランタン(ハロウィンのかぼちゃのオバケ)をいただいた。中にはお菓子が入っており、ハロウィン(万聖夜)に"Trick or treat"(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)と迫られても対応できる…

テレビ映り

川崎駅前に人だかりが出来ていて、人と人の間から河野太郎を見かけた。河野太郎の推薦人(田中和徳、平沢勝栄、山本一太)も来ていたので、自民党総裁選の街頭演説だったと思う。 河野太郎はよく日焼けして、声が力強く、眼鏡は素顔の印象を変えない地味なメ…

熟語

「怪談ノ宴2009」が無事終了し、打ち上げとなった。居酒屋で乾杯したあと、温泉ホテルで一泊という、なんの会社かわからないが社員旅行のようだった。 ホテルに着いて、風呂に入って、一つ部屋に集まって話をしているとき、一糸まとわぬ状態のこと、およ…

盛会御礼

「怪談ノ宴2009」は盛会のうちに終了いたしました。 雨天で足下の悪いなかお運びいただいたお客様、ありがとうございます。スタッフの皆様、お疲れ様でした。 『幽』の新人紹介コーナーに出していただきましたが、拙著を、一冊に「幕の内弁当」的に短編…

当日券あります

いよいよ明日は「怪談ノ宴2009」です。 まだチケットをお持ちでない方も、当日会場で買えますので、是非足をお運び下さい。 私は気楽な観覧者ではありますが、ご挨拶の機会をいただくこととなりました。詳しいことはわかりませんが、高いところから失礼…