鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

辻占

 夕方、タマネギやカボチャを提げて繁華な場所を歩いていたら、すれ違った女性が何かに気付いたように戻ってきて、「人生が良い方へ変わる、変わり目に来ているしるしが出ています」と言った。道を聞かれるのだと思っていたので、とっさに何を言われたのかわからなかった。
「駅の場所やバス停を探しているのではないのですね」
「そうです」
「良い方に来てます。では、失礼します」
 直前に往来で立ち止まって手相を観ている・観られている人を見かけていたので、今日はそういう人が出ている日なのだと思った。