鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

生活

これはポポーというものかしら

pawpaw こないだ見かけた果実。これはポポーというものかしら。(ポーポー。Pawpaw 北米原産、バンレイシ科の果樹。秋に実る果実は芳香があって甘いが、傷みやすいのであまり流通に乗らない)

二〇二二年の金木犀

金木犀金木犀(キンモクセイ)が今季二度目の花盛りを迎えている。 金木犀は丈夫なためか、庭木や生け垣、公園でよく見かける。なかには手入れがされてない木もあるが、この木は葉も艶々しており花付きもすこぶる良い。 白い花が金木犀に遅れて咲く、優しい…

さよなら、メリッサ・バンク

『娘たちのための狩りと釣りの手引き』『娘たちのための狩りと釣りの手引き』“The Girls’ Guide to Hunting and Fishing” の作者メリッサ・バンクが亡くなった。六十一歳。八月五日付ワシントンポストの Harrison Smith の記事によると、八月二日にニューヨ…

文月

参院選の期日前投票に行った。インボイス制度には反対だ。

ピンクの薔薇

五月の薔薇。 Pink Rose

スリランカ医療支援

スリランカのSFF作家 VAJRA CHANDRASEKERA が、スリランカの直面する困難への支援を募っている。COVID-19 による死者より、経済問題での死者が上回りそうだという。医薬品が足りないため、手の施しようのない患者や患児がいるのだ。 vajra.me メディカルサプ…

ジョークを言い続けよう

ウクライナ出身の Alex Shvartsman が編集長を務める アメリカのSF誌 Future Science Fiction Digest (UFO publishing)、最新号 issue 14 のまえがきによると、編集長はロシア軍のウクライナ侵攻に心を痛めている。 future-sf.com一部を引用して日本語で紹…

ペンギンの憂鬱

何年か前、日本に住んでいるウクライナ人の若い女性と話したことがある。ウクライナ出身と聞いて、咄嗟に口から出たのは「レム……はポーランド人ですね」であったが、「ポーランド! 近いです」と気を遣われてしまった。「アンドレイ・クルコフの『ペンギンの…

TECOLOTE Café

堀井和子の『朝ごはんの空気を見つけにいく』(講談社α文庫、二〇〇七年四月初版。底本は二〇〇二年刊行)は、堀井が家族や友人、仕事仲間などの近しい人々に朝食をテーマにあれこれ聞いて、語ってもらい、それをまとめた一冊だ。小学生の二人の女の子(姉妹…

山茶花

Camellia sasanqua

イベントでの行動規範

アメリカ合衆国ロサンゼルスで行われるSFのローカル・コンベンションLOSCONは今年で四十七回目。ロサンゼルス国際空港(LAX)隣接のLAXマリオットホテルを会場に、今年の十一月二十六日(金)から二十八日(日)の三日間開催される。十六歳以上の参加者はC…

御衣黄(ぎょいこう)

緑の八重桜の園芸品種「御衣黄」。緑の縞が入っているが、花の終わり頃は赤みを帯びる。 理化学研究所は御衣黄に加速器「リングサイクロトロン」から発生する重イオンビームを照射して突然変異を誘発し、新種を開発した。

Makuzu in Horror Month

二月は Women in Horror Monthということで、只野真葛(ただのまくず)を紹介する。 江戸時代に『赤蝦夷風説考』を著した仙台藩医工藤平助の一番上の娘で、名前はあや(綾、あや子とも)、作家で歌人である。 江戸で生まれ育ち、奥女中奉公を経験したのちに…

『HOME』とミモザ

HOME: Horror anthology 2021 拙作「マラカイト」の英訳が掲載された『HOME ホラー超短編アンソロジー』(Ghost Orchid Press)が届いた。オンデマンド印刷で国内からの発送。 表紙が燃え上がる寸前の金閣寺っぽい。(心を落ち着けて見れば民家) www.amazon…

牛鈕馬肉紅石印

清代の牛の鈕(ちゅう)の石印。石は寿山系の馬肉紅石。 青山杉雨旧蔵。東京国立博物館蔵。 牛鈕馬肉紅石印 17-19c. China

チョコラテ・ベルガ

少し前、都内の出版社を訪れたとき、今度出る『移動図書館の子供たち』に短文が載るんです、「チョコラテ・ベルガ」というタイトルで……と編集者に話すと、 「ちょうど、いただきものがあるんですが、召し上がります?」 とベルギーチョコレートを勧められた…

山茶花(さざんか)

八重咲きの山茶花。茶梅。葉の鋸歯(きょし。縁のぎざぎざ)がくっきりしている。 山茶花の花。

第百六十三回芥川賞・直木賞

高山羽根子さんにお招きされ、都内のホテルで開催された第百六十三回芥川龍之介賞、直木三十五賞の贈賞式に行った。感染症拡大を予防するため、人と人の間の距離をとった着席式で、食事を伴うパーティーはなし。授賞者との談話はアクリルのパネル越しだった。…

Participant Check-in の反省と思い出

今年のワールドコン、CoNZealand 事務局から Zoom ミーティングに参加して企画参加者のチェックインをしてくださいと連絡があり、複数の日程の中から近い日付の “Participant Check-in” を予約した。当日の一時間くらいまえから準備をしていたのに、始まって…

郁子(むべ)の花

歩いていて、木通(あけび)の蔓が伸びているのを見つけた。実はなるのかなと思いながら通りかかるたびに観察していたら、咲いた花が木通ではなかった。 調べたら郁子(むべ)の花だった。無病長寿の果実だ。

「境界の円居」

現代の東北を舞台に物語を織り上げようとすると、そこには二〇一一年の大震災が緯糸(よこいと)に入ってくる。震災について直接触れていなくても、敢えて書かないと選択しても。避けて通れないクレバスだ。 ずっと続くと思っていた日常が、大きく揺れて裂け…

第三回仙台短編文学賞

第三回仙台短編文学賞大賞受賞作の佐藤厚志「境界の円居(まどい)」、同賞河北新報賞受賞作の柿沼雅美「波打ち際の灯り」が掲載された河北新報の抜き刷りをいただいた。 「境界の円居」は四月十七日発売の『小説すばる』にも掲載される。 sendaitanpenbunga…

ナウシカ考

一月十九日、喜久屋書店仙台店で開催された「怪談&幻想文学ベストブック2019」第一部、第二部を参観して、第二部に登壇した(第一部にも出ていたが、メインは第二部)赤坂憲雄さんに『ナウシカ考 風の谷の黙示録』(岩波書店)にサインをしてもらった。赤坂…

Year of the Rat

染付大根鼠図大皿(伊万里)Large Dish with a Mouse and Radish, Imari, 19c. Tokyo National Museum.

LOCUS magazine

『ローカス』十月号 LOCUS magazine のワールドコン特集のページに、わたくしの写真と名前が載っている。写真を撮影したのは LOCUS のRachel (最初にカメラを向けられたとき、藤井太洋さんが紹介してくれた)LOCUS Oct. 2019 ローカス誌に名前が出るのは二…

第二十九回鮎川哲也賞、第十六回ミステリーズ!新人賞授賞式

十月二十五日、都内で開催された第二十九回鮎川哲也賞・第十六回ミステリーズ!新人賞授賞式に出席した。 鮎川哲也賞を受賞した方丈貴恵(ほうじょうきえ)さん、ミステリーズ!新人賞を受賞した床品美帆(ゆかしなみほ)さん、おめでとうございます。床品さ…

第四回創元ファンタジイ新人賞・第十回創元SF短編賞贈呈式

九月二日、飯田橋で開催された第四回創元ファンタジイ新人賞・第十回創元SF短編賞贈呈式(トークショー付き)に行ってきた。第四回創元ファンタジイ新人賞を「沙石の河原に鬼の舞う」で受賞した松葉屋なつみさん、第十回創元SF短編賞を「サンギータ」で…

マーティンズとハーリング(決勝戦)

ダブリンで開催されたワールドコン、メイン会場のコンベンションセンターダブリンの一隅にMartin's というバーがあってビールが飲める。ビール以外のメニューもあり、隅のほうではデニッシュのような軽食も売られている。天井は高く広さはあるが椅子は少ない…

Dublin 2019 受付完了

十五日からダブリンで開催される第七十七回世界SF大会 The 77th World Science Fiction Convention の受付を済ませた。ネームタグとスーベニールブックを受け取った。 この一年で亡くなった作家やファンの名前が載せられた In Memorial ページのうしろのほう…

関公でござる

東京国立博物館平成館で開催中の日中文化交流協定締結40周年記念特別展「三国志」は全展示品撮影可(フラッシュは禁止)なので、撮影で渋滞するのではないかと思っていたがそうでもなかった。開催第一週の週末、大勢の観客で混んではいたし、立派なカメラで…