鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

文フリのちUFO

大田区産業プラザPiOで開催された第九回文学フリマに行く。知ってる人に会って、挨拶したりされたり。妖怪をテーマにした掌編集『へんぐえ』(通常版)を買う。
蒲田に来たので餃子を食べる。
スターバックスでカーティス・ピーブルズの『人類はなぜUFOと遭遇するのか』(文春文庫)を読むが、読み終わらないままSF乱学講座に行くことに。(文学フリマに行ってから来た参加者がけっこういた)
テーマは「外宇宙から来た空飛ぶ円盤―UFO地球外仮説の起源を探る」で、講師はUFO現象学者の磯部剛喜アメリカ政府はUFOで地球に飛来した異星人と交流があることを隠しており、それを民間人が知ってしまうと黒い服の男がやってきて脅されるといった、多くの人間が持っているUFOにまつわるイメージはドナルド・キーホーの著作――『空飛ぶ円盤は実在する』(一九五〇)、『外宇宙からの空飛ぶ円盤』(一九五三)、『空飛ぶ円盤の陰謀』(一九五五)――に書かれたことにプロトタイプがあり、日本で出版されるUFO関連本が、明日にもUFOが大挙して押し寄せてきそうな物々しいタイトルで、危機感を煽るようなのも本家キーホーの影響らしい。