鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

ワインとコロッケ

第二十回神保町ブックフェスティバルに足を運んだら、すずらん通りは悪天候で休止となった昨日の分を取り返すように多くの人出で賑わっていた。
家のどこかにあるはずなのに発見されず、つい最近買い直した本が半額だったり、ごく少量で無記名だが昔の自分が書いた文章が載っている本が「大変稀少な絶版本です」と半額以下で売られていたりして動揺する。(未明までその頃のことを文章にしていたので、懐かしさと偶然も作用した)
ホットワインとコロッケを買ったら、コロッケが揚げたてで、衣がさっくりしていて予想以上に美味しかった。
小口に少し汚れがある『食べられる野生植物大辞典〈新装版〉―草本・木本・シダ』(柏書房)を安く売ってもらった。他に王献之の拓本が載っている本などを何冊かまとめて。
帰りしな、お世話になっている出版社の営業の方に挨拶をする。
化け大の出店を覗いたら京極夏彦さんが店番をしていらして、本を買うよう勧められ、正直にお金がないと言ったら「じゃあノートだ」とノートを勧められる。京極さんにあやかりたいので買う。一冊ではあるが。