鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

虹と雷鳴

八日の朝は雷雨だった。昼間はときどき晴れ間もあり、夕方六時頃には虹が出た。しかも二重で、思わず携帯電話のカメラを向けてしまった。

この頃(午後六時から)、なだ万ホテルニューオータニ店で、第十六回日本ホラー小説大賞の選考会が始まっていたはず。ホテルニューオータニ(の、なだ万)から虹は見えただろうか。日が陰り、虹が消えてしばらくすると雷鳴が聞こえてきた。虹と雷の狭間で選ばれた受賞者は大賞、長編賞、短編賞の三人で、そのうちの一人が朱雀門出氏(短編賞)だった。面識はないが、同じ本(『てのひら怪談』とか)に作品が収録されたことが何度もあり、名前と作品は知っているので、なんだか嬉しい。