五月一日に全電通労働会館ホールで開催されたSFセミナー2010に行った。
チャールズ・ストロスの『雪玉に地獄で勝算ははあるか?』(ハルコン・SF・シリーズ/訳・はるこん実行委員会翻訳班)を買う。凝った装幀で、ハヤカワ・SF・シリーズにそっくり、巻末に『S-Fマガジン』の広告もある。
早川書房のブースで配っていた『The world of TOW UBUKATA』をもらう。冲方丁のプロモーション・ブック? 新作(来年刊行予定)の冒頭部分や冲方丁原作のマンガ、今秋公開のアニメ『マルドゥック・スクランブル 圧縮』でヒロインのルーン=バロットの声優をつとめる林原めぐみのエッセイも載っていて、たいへん立派で無料でもったいないような、宣伝効果が高そうな冊子だった。
久し振りに会った友人達から不思議な話の収集を試みるが、鯛焼き屋に並んでいるときだったので、半分しか聞いていなかった。F県の怪談だったのだが。たこ揚げとかお墓と言っていたような。「この話を聞いた人は、『それ、幽霊だよ』って言うんだ」……今度会ったらもう一度聞く。