鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

塩澤快浩二十年を語る(補遺)

編集長になるまえに担当していた国内作家は二人、森下一仁さんと光瀬龍さん。光瀬さんには短編を二つ書いてもらった。

(会場からの質問。一九九七年頃に、編集者にS-Fマガジンの発行部数を聞いたが教えてもらえなかったが)
当時は一万五千部です。今はもっと少ないです。

リアル・フィクションには、ライトノベル読者にSFを読んで貰おうという意図もあった、甘くはなかった。でも若い読者に小川一水冲方丁を知ってもらえたのは収穫。

ハードボイルドが好きで、早川書房を志望した。よそには行きたくなかったので他の出版社は受験していない。採用試験を受けた企業は日販とトーハン(当時は東京出版販売)。どちらも合格している。

作家に会ってもサインをもらったりしないが、例外は片岡義男。中学生の頃に夢中になった。