鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

SFマガジン十月号【予告】

SFマガジン』十月号(早川書房)にS・チョウイー・ルウの掌編の拙訳「年年有魚」が掲載されます。八月二十五日発売予定です。
吉語の「年年有余」(毎年毎年余裕があるという意味)は、余と魚が同音なので、縁起を担いで大晦日に魚を食べるという中国の習慣がタイトルになっています。発音は「ねんねんゆうよ」です。
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岩手の内陸に住んでいた時は、年越しの御馳走にナメタガレイの煮つけが入っていました。父が子どものころは鮮魚の輸送技術が未発達だったので、保存のきく塩鱈やフカ(サメ)を食べたそうです。