鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

仙台の人

仙台に着いて、ホテルにチェックインする前に、駅前のロフトに入っているジュンク堂仙台店に行き、可愛い小冊子『みやぎ手仕事めぐり』(荒蝦夷)と岩手のミニコミ誌『てくり』十一号を買う。『みやぎ手仕事めぐり』は荒蝦夷の滝沢真喜子さんが取材して文章を書き、ジュンク堂佐藤純子さんがイラストを描いているのだが、ジュンク堂の店内で、佐藤純子という名札の人とすれ違ったときは驚いた。職場だから不思議でもなんでもないのだけれど。ちなみに滝沢さんは『てくり』の初期メンバー。あとで、滝沢さん(初対面)に会って、ジュンコ堂画伯を見たと言ったら、話しかければよかったのにと言われた。
翌日、帰りの新幹線に乗る前に、もう一度ジュンク堂に寄り、田中忠三郎の『下北 忘れえぬ人びと』(荒蝦夷)と『BRUTUS』のバックナンバー(六八九号。民芸とみやげもん特集)をもってレジに行ったら、佐藤純子さんが現れたので、勇気を出して、「佐藤さん、昨日、あの本(と積んである『みやぎ手仕事めぐり』を示す)買いました」と声を掛けた。怪談のイベントで仙台に来たのだ言い、失礼かと思ったが、十一月に出る本のフライヤーを渡して、「その節はお世話になります」とご挨拶させてもらった。

会場が寒かったので、翌朝、大きな口内炎が出来、口唇ヘルペスが疼きだしていたので軟膏を塗った。備えあれば憂い無し。

画像は、帰りの新幹線の時間を気にしながら食べた「芯たん焼き(牛タンの芯の部分を使った焼き肉)定食」。弁当にしようとも思ったけれど、定食のテールスープが飲みたかったので……肉もスープも美味しかった。