鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

Worldcon

成都世界科幻大会(田田さん)

Chengdu Worldcon 中国の成都市で開催された世界科幻大会(ワールドコン)での一枚。 拙作「あれは真珠というものかしら」を華文訳(「那是珍珠吗」)した翻訳家の田田さん(右)とわたしと大学生のボランティアさん。撮影はアシスタントのうまさん(中国の…

日本SF大会 Sci-con 2023【来場御礼】

八月五日、六日に開催された第六十一回日本SF大会 Sci-con 2023は終了しました。スタッフの皆さん、たいへんお世話になりました。参加者、ゲストの皆さん、ありがとうございます。聞き手を務めた石亀航さんの企画「海外SF文学賞 中短編候補を語る」にも多…

イベントでの行動規範

アメリカ合衆国ロサンゼルスで行われるSFのローカル・コンベンションLOSCONは今年で四十七回目。ロサンゼルス国際空港(LAX)隣接のLAXマリオットホテルを会場に、今年の十一月二十六日(金)から二十八日(日)の三日間開催される。十六歳以上の参加者はC…

Frozen Wavelets #6 Winter/Spring 2021

スコットランドの掌編と詩のオンラインマガジン Frozen Wavelets #6 (冬/春合併号) が公開され、拙作てのひら怪談「呪いと毒」の英訳 "Curses and Poisons" (translated by Toshiya Kamei)が掲載されました。frozenwavelets.com 今回はダブリンのワールド…

Antipodean SF 265 (next issue)

豪州のオンラインSFマガジン AntipodeanSF の次号 Issue 265(十月号) に、拙作 "White Peach Village" (Translated by Toshiya Kamei )が掲載されます。本号、日本からは樋口恭介さんとご一緒です。 Antipodean SF, Next issue 265原文の「白桃村(はくと…

朝の庭

朝の庭 勝山海百合 朝もやの中、老いて縮んだ女性が藍色木綿の上着と灰色のズボンの普段着で庭に出ると、鬼百合の花に灰色の紙が引っ掛かっていた。彼女が蕾が折れないように染みのある指でそっと摘まむと露で濡れて重みを増した紙の落下傘で、紐の先に木片…

来場御礼(My Kaffeeklatsch Programme)

My Kaffeeklatsch programme is finished with fun. ニュージーランドのウェリントンで開催されたヴァーチャルワールドコン CoNZealand は八月二日をもって終了しました。八月一日午前十一時(日本時間午前八時)から開催された勝山海百合の Kaffeeklatsch …

視聴御礼

開催中の世界SF大会(ワールドコン)CoNZealand のプログラム内の、初日のわたくしの朗読、二日目のパネルディスカッション Asian Women of Horror: The Experience of Perpetual "Otherness" Through the Lens of Dark Fiction を多くの方に視聴いただきま…

My Reading Programme (追記あり)

世界SF大会、CoNZealand 参加者の皆さんに、わたくしの朗読のご案内です。 四つのてのひら怪談を読む予定です。I'll read four flash fiction.Wednesday July 29, 2020 7月29日(水) Reading: Umiyuri Katsuyama(朗読:勝山海百合) Programming - Readi…

My Schedule, CoNZealand

今年のWorldcon(世界SF大会)、CoNZealand のスケジュールが発表になりました。すべて Zoom を使って行われます。 わたしが出る企画は、以下の三つです。 (断りがない場合はニュージーランド時間、日本との時差は三時間です)Wednesday July 29, 2020 7月…

Participant Check-in の反省と思い出

今年のワールドコン、CoNZealand 事務局から Zoom ミーティングに参加して企画参加者のチェックインをしてくださいと連絡があり、複数の日程の中から近い日付の “Participant Check-in” を予約した。当日の一時間くらいまえから準備をしていたのに、始まって…

CoNZealand coming

第七十八回世界SF大会 CoNZealand はニュージーランドのウェリントンで七月二十九~八月二日に開催されますが、今回はcovid-19感染拡大を防ぐため、史上初のヴァーチャル開催となります。 インターネット回線とスマートフォン、タブレット、パソコンなどのデ…

ナインフォックスの覚醒

ユーン・ハ・リーの『ナインフォックスの覚醒』(赤尾秀子訳、創元SF文庫)をご恵送いただいた。ありがとうございます。三部作の第一作。作者はアメリカ生まれの韓国系アメリカ人。 www.tsogen.co.jp去年ダブリンでリーに会った。ワールドコンの会場の廊下で…

LOCUS magazine

『ローカス』十月号 LOCUS magazine のワールドコン特集のページに、わたくしの写真と名前が載っている。写真を撮影したのは LOCUS のRachel (最初にカメラを向けられたとき、藤井太洋さんが紹介してくれた)LOCUS Oct. 2019 ローカス誌に名前が出るのは二…

マーティンズとハーリング(決勝戦)

ダブリンで開催されたワールドコン、メイン会場のコンベンションセンターダブリンの一隅にMartin's というバーがあってビールが飲める。ビール以外のメニューもあり、隅のほうではデニッシュのような軽食も売られている。天井は高く広さはあるが椅子は少ない…

Dublin 2019 受付完了

十五日からダブリンで開催される第七十七回世界SF大会 The 77th World Science Fiction Convention の受付を済ませた。ネームタグとスーベニールブックを受け取った。 この一年で亡くなった作家やファンの名前が載せられた In Memorial ページのうしろのほう…

Dublin 2019, An Irish Worldcon

八月十五~十九日にアイルランドのコンベンションセンターダブリン The Convention Centre Dublin で開催される第七十七回世界SF大会 The 77th World Science Fiction Convention, Dublin 2019に参加します。登壇する予定の企画は二つ。十五日午後のFound in…

Worldcon75 閉会しました

第七十五回世界SF大会 Worldcon75は閉会しました。 画像はクロージングセレモニーが始まる直前です。 第七十六回世界SF大会はアメリカ合衆国カリフォルニア州 San Jose で行われます。 二〇一八年八月十六〜二十日です。 Worldcon 76

パネル企画来場御礼

worldcon75で行われたパネル企画 Difficulties of Translating Culture に大勢のかたに来ていただきました。パネラーに英語ネイティヴが一人もいないのに英語で行われた企画でしたが六十人入る部屋がほぼ満席でした。ありがとうございます。

『只野真葛の奥州ばなし』 in ワールドコン

『只野真葛の奥州ばなし』(荒蝦夷)はワールドコン75(ヘルシンキのMessukeskusnoで開催中)の日本SF作家クラブのブースで頒布しております。 こんな様子です。本書に英語の要約付きです。ぽつりぽつり売れております。 ホールのブース26です。 *参…

Worldcon75 当日受付中止(追記)

ヘルシンキのMessukeskusno(The Helsinki Expo and Convention Centre)で開催中の第七十五回世界SF大会 Worldcon 75は、予想以上の参加者に対応しきれないため、メンバーシップ、一日参加券の販売を中止しました。 詳しくは公式サイトをご覧下さい。 Wor…

Worldcon75 開催中

フィンランドのヘルシンキで開催中の第七十五回世界SF大会 Worldcon 75では、日本SF作家クラブ Science Fiction and Fantasy Writers of Japan のご厚意でブースに拙著『只野真葛の奥州ばなし』(荒蝦夷)を置かせてもらっています。英文の要約付きです…

スレンダーマン

ロンドンで開催された世界SF大会 LONCON3の会場で、スレンダーマン……黒いスーツで長身、のっぺらぼうで手足が異様に長い、あるいは腕が何本かの長い触手の、少年少女の失踪事件に関連していることで知られる(という設定の)キャラクタを見た。 良くできた…

ブルガリアの顔

ロンドンで開催されたLONCONで、ブルガリア在住アメリカ人参加者と話したとき、「日本人には、ブルガリアといえばヨーグルトと相撲の琴欧洲だけど、アメリカ人にとって、ブルガリアは、ない」と言っていた。 ところで、この方のお嬢さんが素敵な名前で、居合…

静聴御礼

十七日の Loncon 3 での自作朗読にわざわざいらしていただき、ありがとうございます。 日本語で朗読し、内容は英文翻訳の紙を配って読んでもらうという変則的なやり方でしたが、終わってから追いかけてきて「すてきなお話をありがとう」と言って下さった女性…

海賊キャプテン

朗読は、誰でも自由に参加出来るのものだけど、前の日に予約(置いてある紙に名前を書くだけ)にいったら、キャプテン・クックみたいな、キャプテン・ジャック・スパロウみたいな帽子の男性がいたので、「すみません、キャプテン。リーディングは日本語でも…

朗読

開催中の世界SF大会 Loncon 3で、四日目、十七日午前十一時から自作朗読をします。会場はExCeL内のファン・ヴィレッジ、PIRATE READINGS です。五分以内で終わると思います。お近くの方はお見逃しなく。 hello world