鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

お土産は怪談本

第五回ダ・ヴィンチ文学賞と第四回『幽』怪談文学賞の合同授賞式に参加したときにお土産をいただいた。
朱野帰子『マタタビ潔子の猫魂』、『黒四 怪談実話コンテスト傑作選』は既刊だが、伊藤三巳華『視えるんです。』、神狛しず『京都怪談 おじゃみ』、谷一生『富士子 島の怪談』は近刊(五月二十一日発売)の貴重品。ありがとうございます。
怖い話が苦手な人は、お土産が怪談本の大漁で、涙目になったとか手が震えたとか。

授賞式の会場で、拙著『十七歳の湯夫人』の解説を書いていただいた南條竹則さん(第四回から『幽』怪談文学賞の選考委員に加わった)にご挨拶できたのが良かった。「面白いから短篇をたくさん書きなさい」「注文が無くても」と励まされ、無頼派で行こうと思った。(無頼派:依頼がなくても原稿を書くこと)