鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

東京の兼六園菊桜

今年は桜の開花が早いので、もしかしたらケンロクエンキクザクラ(兼六園菊桜)が咲いているのではないかと期待して、東京国立博物館の庭園に行ってみた。(今年の春の庭園開放は四月十四日まで)
咲いていた。

こんなに咲いているのは初めて見た。咲くのが遅いので春の庭園開放中には蕾のことが多いのだ。下の画像は一昨年の春の庭園開放最終日の兼六園菊桜。まだ蕾。

博物館内の、普通に鑑賞できる場所に植えてあるカンザン(関山)やイチヨウ(一葉)といった八重咲きの桜もちょうど満開で、もくもくと湧く桃色の雲みたいだった。法隆寺宝物館の裏のほうにある、花弁が緑色のギョイコウ(御衣黄)も満開だったけれど、葉も出ているので花が咲いているのがわかりにくかった。花弁にある白い筋が、咲くにつれて赤くなる。