鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

九月の本、十月の展覧会

今月九月には『仙台学』(荒蝦夷)vol.15 が発売される予定です。私の連載、只野真葛「奥州ばなし」現代語訳が掲載されております。

十月一日から十一月二十四日まで、上野の東京国立博物館の東洋館で特別展「上海博物館 中国絵画の至宝」が開催されます。

中国でも最大規模の収蔵を誇る上海博物館。そのなかから、宋元から明清まで、約千年に渡る中国絵画を代表する名画を一堂に展示いたします。
初公開、一級文物をふくむ40件もの名品によって、五代・北宋から明清にいたる中国絵画の流れを辿ることのできるまたとない機会です。日本にはない、本場中国ならではの中国絵画の真髄をお楽しみください。

東京国立博物館 - 展示 アジアギャラリー(東洋館) 東洋館リニューアルオープン記念 特別展「上海博物館 中国絵画の至宝」
特別展ですが、総合文化展観覧料(いわゆる常設展への入場料)だけで観覧出来ます。

(上海博物館に展示されている絵画が素晴らしいのは門外漢のわたしにもわかったが、中国語に暗いので展示の説明が読めなくていつも残念だった。日本での特別展にあわせて図録も制作されると思われるので、それも楽しみにしている。同館は絵画以外にも書作品、古印、陶磁器などの収蔵品も充実している)
(ちなみに上海博物館の常設展は入場無料。手荷物検査あり。ペットボトルの飲料は、以前は持ち込めなかったが、係員の目の前で一口飲んで安全を証明すると持ち込めるようになっていた。二〇一三年三月現在)