日本画家の金子富之さんの個展が日本橋タカシマヤ六階、美術画廊Ｘで開催されます。七月二十二日から八月十日まで。 妖怪や奇想の生物を描く日本画家 金子 富之先生の日本橋高島屋X画廊において3回目となる個展です。 金子先生は文化庁海外研修員に内定し、9…

ジョーン・スロンチェフスキ『軌道学園都市フロンテラ』（金子浩訳、創元ＳＦ文庫）上下巻と、大森望・日下三蔵編『折り紙衛星の伝説 年刊日本ＳＦ傑作選』（創元ＳＦ文庫）をご恵送いただきました。ありがとうございます。軌道学園都市フロンテラ〈上〉 (創…

『S-Fマガジン』（早川書房）八月号が発売になりました。本号の2000番到達記念特集「ハヤカワ文庫ＳＦ総解説 PART 3 [1001-2000] 」に解説を寄せています。SFマガジン 2015年 08 月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/06/25メディア: 雑誌この…

『ミステリーズ！』（東京創元社）vol.71をご恵送いただきました。ありがとうございます。ミステリーズ! vol.71作者: 小林泰三ほか出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/06/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るミステリーズ！ ｖｏｌ．…

東京国立博物館で、特別展のポスターが二枚並べて貼り出されていた。 開催中（六月七日まで）の「鳥獣戯画 京都高山寺の至宝」と、十月二十七日からの「始皇帝と大兵馬俑」。 鳥獣戯画と兵馬俑の間には、七月十一日から特別展「クレオパトラとエジプトの王妃…

大阪市の中之島を肥後橋あたりから歩き始め、緑道を東へ向かう。木陰があって、川から風が吹いて涼しい。途中で大阪市立中之島図書館、明治時代に建てられた立派な西洋建築を見て、北野勇作の文章によく出てくるあれがこれかと思う。東洋陶磁美術館、バラ園…

バラ展で見たバラ「センチメンタル Sentimental 」（作出者 Tom Carruth 一九九七年アメリカ） 花弁が紅白の絞りで可愛い。

五月十四日に都内で開催された第六回野性時代フロンティア文学賞 第九回幽文学賞贈賞式に出席した。野性時代フロンティア文学賞を「厭世マニュアル」で受賞した阿川せんりさん、幽文学賞短篇部門大賞を「美しい果実」で受賞した唐瓜直（からうり なお）さん…

『S-Fマガジン』（早川書房）六月号が発売になりました。本号の2000番到達記念特集「ハヤカワ文庫ＳＦ総解説 PART 2 [501-1000] 」に解説を寄せています。SFマガジン 2015年 06 月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/04/25メディア: 雑誌この商…

オシーン・マッギャン『ラットランナーズ』（中原尚哉訳、創元ＳＦ文庫）をご恵送いただいた。ありがとうございます。ラットランナーズ (創元SF文庫)作者: オシーン・マッギャン,田中寛崇,中原尚哉出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/04/20メディア: …

『ミステリーズ！』（東京創元社）vol.70をご恵送いただきました。ありがとうございます。 今号でも、表紙のイラストをじっと見れば、小さなくらりが発見出来る。 「レイコの部屋」のお終いに書いてあった、猫ＳＦ「アポカリプス・にゃう・にゃう」が可愛か…

はるこん2015でのサイン会、企画「江戸の怪談実話」にたくさんの方にお出でいただきました。一人で話すのは初めてで、お聞き苦しいところもあったかと思いますが、熱心に聞いていただき、ありがとうございます。 お話しした、只野真葛の『奥州ばなし』の現代…

はるこん2015二日目の企画「料理の鉄人 談論篇」でオキシタケヒコ氏が語った、お客さんに出すと必ず喜ばれる自信の一品。 トマトポークステーキ。 材料は豚肉、トマト、にんにく、オリーブオイル。塩と胡椒。 トンテキ用くらいの、厚みのある豚肉を用意する…

はるこん2015でのわたくしのサイン会は、二日目、四月十二日の十二時十五分から行われるもようです。 企画「江戸の怪談実話」のまえです。

はるこん2015の初日。 画像は会場の調理実習室で行われた「ＳＦ料理の鉄人 実践編」で、作家のオキシタケヒコ氏（オレンジ色のシャツの男性）の作った二種類のパスタ料理を召し上がるＧｏＨ（ゲスト・オブ・オナー）のハンヌ・ライアニエミ氏（正面の男性）。…

代官山の GALLERY SPEAK FOR で、星野勝之の個展、「星野勝之 紫煙の未来へ」が本日より始まった。四月二十二日まで。 初日に行われたギャラリートークを観てきた。翻訳家で書評家の大森望と、アイドルでライターの西田藍が星野に作品について質問をし、それ…

はるこん2015の二日目に、只野真葛と「奥州ばなし」の話をする予定（四月十二日の午後）です。会期中のどこかでサイン会が行われる可能性があります。 その際は、はるこん登録者以外の方も入場出来るスペースで行われる予定です。 はるこん ホームページへよ…

はるこん2015の企画の時間割が決定しました。 わたくしが只野真葛の「奥州ばなし」について語る「江戸の怪談実話」は、はるこん二日目、四月十二日の十二時三十分から十三時四十五分まで。会場は川崎市国際交流センターの２階、第４会議室です。 只野真葛の…

今年の十月二十七日から上野の東京国立博物館で「秦の始皇帝と大兵馬俑」展が開催されるというニュースを見た。九州国立博物館、大阪の国立国際美術館でも同展が開催されるらしいが、公式webサイトがまだないので、詳細は不明。 陝西省文物（文化財）局はこ…

はるこん2015で、江戸に生まれ仙台で没した只野真葛についてと、彼女が書き残した怪談実話集「奥州ばなし」について語ります。 「奥州ばなし」は、真葛自身が身近な人物から聞いた不思議な話、興味深い話を書き記したもので、島流しにされた笛の名人のもとに…

来る四月十一、十二日に川崎市で開催されるＳＦイベント はるこん HAL-CON 2015の企画で、江戸の怪談実話と題して、只野真葛の「奥州ばなし」について語ります。十二日日曜日の午後の予定です。 はるこん ホームページへようこそ | HAL-CON Japan Site 今年…

チャーリー・ヒューマンの『鋼鉄の黙示録』（安原和見訳、創元ＳＦ文庫）をご恵送いただいた。ありがとうございます。鋼鉄の黙示録 (創元SF文庫)作者: チャーリー・ヒューマン,鷲尾直広,安原和見出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/03/12メディア: 文…

エトガル・ケレットの『突然ノックの音が』（母袋夏生訳、新潮クレスト・ブックス）出版記念として早稲田大学で開催されたエトガル・ケレットと円城塔の公開講義を聴きに行った。ケレットはイスラエル人作家で、本書は短編集。高潔とは言い難かったり、小心…

『S-Fマガジン』（早川書房）四月号が発売になりました。本号の2000番到達記念特集「ハヤカワ文庫ＳＦ総解説 PART 1 [1-500] 」に解説を寄せています。SFマガジン 2015年 04 月号出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/02/25メディア: 雑誌この商品を含むブ…

ラヴィ・ティドハーの『完璧な夏の日』（上下巻）（茂木健訳、創元ＳＦ文庫）をご恵送いただいた。ありがとうございます。完璧な夏の日〈上〉 (創元SF文庫)作者: ラヴィ・ティドハー,スカイエマ,茂木健出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/02/21メディ…

タニス・リーの『幻獣の書 パラディスの秘録』（浅羽莢子訳、創元推理文庫）をご恵送いただいた。ありがとうございます。幻獣の書 (パラディスの秘録) (創元推理文庫)作者: タニス・リー,浅羽莢子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/02/13メディア: 文…

『ＳＦが読みたい！ ２０１５年版』（早川書房）でアンケートに答えていますが、海外篇のコメント欄で、キジ・ジョンスンの「蜜蜂の川の流れる先で」を誤って「蜂蜜の川の流れる先で」と書いているので訂正します。 （蜂蜜の川だと旧約聖書の約束の地みたい…

アンケートに参加した、ＳＦマガジン編集部編『ＳＦが読みたい！ ２０１５年版 発表！ベストＳＦ２０１４〈国内篇・海外篇〉』（早川書房）が発売になりました。SFが読みたい! 2015年版作者: SFマガジン編集部出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/02/10メ…

『ミステリーズ！』（東京創元社）vol.69をご恵送いただきました。ありがとうございます。二月十三日発売予定。 前号までの一年間は、表紙に東京創元社六十年記念キャラクターの黒猫の「くらり」がいたが、本号からはいない。本号では、紺色の学校の制服めい…

マーク・ホダーの『バネ足ジャックと時空の罠 大英帝国蒸気奇譚』（上下巻）（金子司訳、創元海外ＳＦ叢書）をご恵送いただいた。ありがとうございます。バネ足ジャックと時空の罠〈上〉 (大英帝国蒸気奇譚1) (創元海外SF叢書)作者: マーク・ホダー,緒賀岳志…