鳥語花香録

Umiyuri Katsuyama's weblog

2022-01-01から1年間の記事一覧

CAMPFIRE for Kaguya Books*ゴールイン

バゴプラの新しいSFレーベル Kaguya Books を支援するクラウドファンディングが三月三十一日で終了しました。 おかげさまで三百三十三人のご支援により、目標を超える110%を達成してゴールしました。ありがとうございます。 camp-fire.jp

第五回仙台短編文学賞

第五回仙台短編文学賞大賞受賞作の大谷努「道の奥には」、同賞河北新報賞受賞作の春名美咲「あなたは」が掲載された河北新報の抜き刷りをいただいた。 sendaitanpenbungak.wixsite.com 仙台市長賞のなつせさちこ「金魚の帯」、東北学院大学賞の大久保蓮「夜…

CAMPFIRE for Kaguya Books*あと一日

Kaguya Booksのためのクラウドファンディングは、残すところあと一日となりました。目標金額の九十%に到達しそうになっております。ありがとうございます。(私も支援しています)camp-fire.jp『かぐやSFアンソロジー(仮)』の執筆者は追加されて総勢二…

たまゆらのこえ【予約受付中】

四月二日発売予定の、紅坂紫編『たまゆらのこえ 超短編小説アンソロジーvol.2』(kindle 版、表紙は佳嶋)に翻訳で参加しております。 予約受付中です。 たまゆらのこえ: 超短編小説アンソロジーvol.2 | 紅坂 紫, 佳嶋 | 小説・文芸 | Kindleストア | Amazon

「シグナル」一般公開、はるこん2022の予定

かぐやプラネットで先行公開中のL・D・ルイスの「シグナル」(拙訳)は、四月二日午前九時(JST 09:00)に一般公開予定です。 "SIGNAL" by L.D.Lewis, cover art by Ryusuke Ohyatsu四月十六日、十七日に開催されるSFイベント「はるこん2022」に参加…

ジョークを言い続けよう

ウクライナ出身の Alex Shvartsman が編集長を務める アメリカのSF誌 Future Science Fiction Digest (UFO publishing)、最新号 issue 14 のまえがきによると、編集長はロシア軍のウクライナ侵攻に心を痛めている。 future-sf.com一部を引用して日本語で紹…

CAMPFIRE for Kaguya Books *途中経過

新しいSFレーベル Kaguya Books へのクラウドファンディング、目標金額の半分まで到達しました。 ご支援ありがとうございます。 期限まであと二週間、引き続きよろしくお願いします。camp-fire.jp

ペンギンの憂鬱

何年か前、日本に住んでいるウクライナ人の若い女性と話したことがある。ウクライナ出身と聞いて、咄嗟に口から出たのは「レム……はポーランド人ですね」であったが、「ポーランド! 近いです」と気を遣われてしまった。「アンドレイ・クルコフの『ペンギンの…

永遠の真夜中の都市

チャーリー・ジェーン・アンダーズ『永遠の真夜中の都市』(市田泉訳、創元海外SF叢書)をご恵送いただいた。ありがとうございます。 常に太陽に同じ面を向ける惑星の、永遠の夜と昼の間の黄昏で衰退してゆく人類。ソフィーは人類の命運を握る秘密に迫る。…

CAMPFIRE for Kaguya Books

SFメディアのバゴプラが、SFの新しい書籍レーベル Kaguya Books を立ち上げ、CAMPFIREで支援者を募っています。 今回は刊行が決まっている「かぐやSFアンソロジー(仮)」「蜂本みさ長編小説(仮)」への支援です。 勝山はアンソロジーに短編小説と、…

「シグナル」【予告】

Design by Ryusuke OhyatsuL・D・ルイスの掌編「シグナル」が Kaguya Planet(バゴプラ)で公開されます。拙訳です。 少女兵士のシグナルが、絶望的な状況に勇気と知恵で挑む物語です。 *注意*作中に未成年者への肉体的、精神的虐待の描写があります。「…

幻想と怪奇9【見本】

『幻想と怪奇9』とドーナツ小田雅久仁『残月記』(双葉社)の書評を投じたところ採用され、拙稿が掲載された『幻想と怪奇9 ミステリーゾーンへの扉「奇妙な物語」の黄金時代』(新紀元社)の見本誌をいただきました。 二月二十八日頃の発売です。 www.shin…

TECOLOTE Café

堀井和子の『朝ごはんの空気を見つけにいく』(講談社α文庫、二〇〇七年四月初版。底本は二〇〇二年刊行)は、堀井が家族や友人、仕事仲間などの近しい人々に朝食をテーマにあれこれ聞いて、語ってもらい、それをまとめた一冊だ。小学生の二人の女の子(姉妹…

ハヤカワ文庫JA総解説1500

早川書房編集部編『ハヤカワ文庫JA総解説1500』(早川書房)に寄稿しております。初出は『SFマガジン』で、水見稜の『マインド・イーター』と大原まり子の『メンタル・フィメール』を担当しました。 『果しなき流れの果に』から『異常論文』まで レ…

SFが読みたい! 2022年版

SFマガジン編集部編『SFが読みたい! 2022年版』(早川書房)で、ベストSFのアンケートに回答しております。www.hayakawa-online.co.jp

創られた心 AIロボットSF傑作選

ジョナサン・ストラーン編『創られた心 AIロボットSF傑作選』(佐田千織他訳、創元SF文庫)をご恵送いただいた。ありがとうございます。 ロボット、AI、オートマトン、アンドロイド……「ヒトに創られしモノ」をテーマとした、ケン・リュウ、ピーター・…

ゆきあってしあさって

高山羽根子・酉島伝法・倉田タカシの共著『旅書簡集 ゆきあってしあさって』(東京創元社)をご恵送いただいた。ありがとうございます。 ●岸本佐知子推薦 「ひとつ手紙を開くたびに、心は地上のはるか彼方に飛ばされる。 手紙を受け取るということは、もうそ…

小梅さんのかんざし

小梅さんのかんざし 勝山海百合 お部屋にご案内します。こちらです。 飾り戸の中のかんざし?……ああ、それですか。孔雀石です。昔、まだ鉱山(ヤマ)から銅や亜鉛が採れていたときに一緒に出たんです。絵の具にしたり、磨いて根付けや帯留、かんざしの玉に………

山茶花

Camellia sasanqua